ギャラクシーS5が注目したのは、“フィットネス”と“セキュリティ”
入力 : 2014-02-26 15:49:46 / 修正 : 2014-02-26 15:49:46

 

サムスン電子は24日(現地時間)、スペイン・バルセロナのコンベンションセンター(CCIB)で「サムスンモバイル アンパック2014」を開催し、戦略スマートフォン「ギャラクシーS5」を公開した。|提供 サムスン電子

 

[スポーツソウルドットコム|ファンウォンヨン記者] サムスン電子が公開した「ギャラクシーS5」の最大の特徴は、フィットネス機能とセキュリティ機能の強化だった。


サムスン電子は24日(現地時間)、スペイン・バルセロナのコンベンションセンター(CCIB)で「サムスンモバイル アンパック2014」を開催し、自社の戦略スマートフォン「ギャラクシーS5」を公開した。
サムスン電子がMWC2014で公開したギャラクシーS5は、カメラ、インターネット、生活健康、バッテリーなど、消費者が日常生活で最も多く利用する機能を大幅に強化することで、スマートフォン本来の機能に対する重要性を強調した。


特にスマートフォン初の心拍センサー搭載で健康管理機能に注目している。心拍センサーを使用して、リアルタイムの心拍数のチェックが可能となっているのはもちろん、サムスン電子がギャラクシーS5と一緒に公開した「Gear 2」、「Gear Fit」などのウェアラブル製品との連動で、トレーニング・コーチング機能を活用することができる。これによって、ユーザー自らが自身の運動量などをいつでもチェック・管理する。


Gear Fitは、ギャラクシーと連動してスマートフォンの活用度を高めるコンパニオン製品である。心拍センサーの搭載で、スマートフォンとの連動がなくても、心拍数を測定することができる。また、リアルタイムのトレーニング・コーチング機能を通じて、運動量の管理も可能。測定された情報は、連動したスマートフォンに自動的に蓄積され、自分の健康履歴を管理することができる。


また、ギャラクシーS5は指紋認識センサーなどの搭載を通じて、セキュリティ機能の強化を図った。ギャラクシーシリーズ初の指紋スキャナを搭載することで、ロック画面の解除やギャラリー内の写真の保護などを設定できるようにした。さらに指紋認証を通じたモバイル決済サービスも支援する。


企業向けのスマートフォン・セキュリティ・プラットフォームであるノックス2.0も搭載された。ノックス2.0は、昨年公開されたアンドロイドのセキュリティ・プラットフォームであるノックスの新しいバージョンで、セキュリティ機能が大幅に強化されたことが特徴。
今回公開したノックス2.0は、*公認認証書などのユーザー情報や様々な暗号キーを安全なスペースに別保管して管理することができる。(*公認認証書:政府が指定する国家公認認証機関から発行される、法的効力の持つ電子認証書。電子決済などに使われる)


また、指紋認証を通じた二重の認証方式を導入したり、リアルタイムでスマートフォン情報の確認ができたり、セキュリティ機能の大幅な強化がみられる。個人空間とセキュリティ空間で使うアプリのデータレートを分離し、別々に課金することができる機能も備えている。


サムスン電子IM部門のシン・ジョンギュン代表は、「ギャラクシーS5は、消費者がスマートフォンに期待する本来の機能を最も忠実に仕上げたスマートフォン」とし「消費者の日常生活をより価値のあるものにするのが、ギャラクシーS5が目指す革新だ」と明らかにした。

 

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