“超高価”私立幼稚園が韓国で大人気...何と1年に200万円以上!
入力 : 2014-02-28 18:01:23 / 修正 : 2014-02-28 18:01:23

 

韓国の親たちの間で超高価な私立幼稚園が高い人気を博している。|パク・ジヘ記者、ソン・ヒョングンインターン記者

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ジヘ記者] 入学シーズンが近づく中、子供を持つ親たちの間で“超高価幼稚園”と呼ばれる私立の幼稚・語学院の人気が天井知らずに上がっている。このような幼稚園の授業料は大学の授業料に劣らないほどの高額だが、子どもたちに「最高の教育」を受けてもらいたいという親の情熱(?)で“超高価幼稚園”はいつも満員の状態だ。さらに、いくつかの幼稚園は閉鎖的に運営されており、事実上、特定層だけが利用していることが分かった。


◆政界・財界の子供たちが集まる「集合場所」

 

S語学院は、1ヶ月の教育費が168万ウォン(約15万円)で、一般的な私立大学の授業料よりも遥かに高い。|ソン・ヒョングンインターン記者

 

ソウル市・龍山区(ヨンサン・グ)にある英語幼稚園のS語学院は“知る人ぞ知る”超高価幼稚園で、親たちの間では羨望の対象になっている。
S語学院は入学する際に約320万ウォン(約30万円)の教育費を支給しなければならない。その中には入学金3.2万円、制服費1.5万円に教育費とその他の費用、給食費などの付帯費用が100万ウォンを超える。1ヶ月の教育費だけで15万円を軽く超えるが、200万円以上に達する年間学費を一回支払いにすると5%の割引がつくという。

 

S語学院を通う子供がいる保護者は、「在学生は1年に2000万ウォン程度で、新入生は入学金を合わせて2100万ウォン程度になる。1年分を一回に払う保護者も多い」と説明した。


高い教育費だけに、教育方法も一般幼稚園と違うという。S語学院の保護者によると、同語学院は午前10時から午後3時まで授業を行う。特に、すべての教材は専門の研究所で出版されたもの。1クラスには外国人と韓国人の教師が必ず1人ずつ配置されることが義務付けられているらしい。

 

約10人の学生が一緒に授業を受けるが、授業中に10人のすべて生徒が出席することは稀だという。ある保護者は「子供たちが頻繁に海外を出入りするので、幼稚園に毎日出席することはない」とし、「このような特性のため、現場学習はすべて国内で行われている」と述べた。


S語学院は一般の幼稚園と異なって、公式ホームページを運営していない。そのため入学希望者は口コミで同語学院の情報を得る。あるポータルサイトでブログを運営しているが、これも非公開。ここに通っている子供がいない限り、同幼稚園についての情報を収集するのは難しい。S語学院の保護者は、「口コミで広まるところなので、あえて広告やホームページなどをしていないらしい」と説明した。


このような閉鎖的な運営方法のお陰(?)で、S語学院には大企業オーナーの孫や有名芸能人の子供がたくさん通っているようだ。このため、同語学院は保護者の間で「人脈エレベーター」と呼ばれる。ある業界関係者は「普通の幼稚園とは違って、親が自分たちの人脈作りのため、同語学院への入学を強く望んでいる」と述べた。


◆韓国の幼稚園中、教育費1位は“ウチョン幼稚園”  

 

ソウル・江北区(カンブク・ク)にあるウチョン幼稚園は国内で最も教育費が高い幼稚園。英語と韓国語を同時に教える教育を進めている。|パク・ジヘ記者

 

昨年、韓国教育部の幼稚園情報開示サイトによると、教育費の状況、会計決算書、幼稚園のルールなどを基に算出した費用負担が最も大きい幼稚園は、ソウルにあるウチョン幼稚園だった。実際ウチョン幼稚園の1ヶ月教育費は110万ウォン(約10万円)、入学費は53万ウォン(約5万円)で、3歳のコースは1373万ウォン(約130万円)、4歳・5歳のコースは1688万ウォン(約160万円)。


これは、韓国の4年制大学のうち、授業料が最も高いと知られている延世(ヨンセ)大学の約83万円よりはるかに高い金額である。
殆んどの大学授業料を上回るにもかかわらず、ウチョン幼稚園の入学志願者は抽選で決めるほど多い。ウチョン幼稚園に子供2人を通わせている親は、「(ウチョン幼稚園の)教育費が高いのは事実だが、同幼稚園の親たちの所得水準から見ればそんなに高いとは言えない」とし、「英語を特化させて教育する点が最も気に入っている」と言った。


実際にウチョン幼稚園は、英語中心のカリキュラムで英語と韓国の2つの言語で授業を行い、生徒の語学習得力を高める教育を実施している。また、音楽・美術・体育・舞踊などの様々な特性科目の授業も充実している。


しかし、ウチョン幼稚園は昨年、ソウル市の教育に関する条例を違反し、教育方法の是正要求や警告、関係者1人の解任という重い懲戒まで受けた。昨年ソウル市教育庁は、一般幼稚園での英語集中式の教育を禁止したからだ。このため、英語教育ができるのは幼稚園ではなく、“語学院”に分類される英語幼稚園だけだ。


一部の親たちの間では、教育費が過度に高いという不満の声が出ている。息子がウチョン幼稚園に通っている保護者は、「教育費が物価上昇率を反映して上がるようだ」とし「これからもっと高くなるのではないか心配だ」と話した。

 

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