ヘイトスピーチ根絶を目指すシンポジウムが民団で開催!「人種差別撤廃基本法の実現にむけて」
入力 : 2014-12-22 10:49:20 / 修正 : 2014-12-22 10:49:20

 

在日韓国人をターゲットにするヘイトスピーチが増える中、人種差別撤廃基本法の実現に取り組むシンポジウムが21日民団中央本部で開催された。


在日韓国人をターゲットにするヘイトスピーチが増える中、人種差別撤廃基本法の実現に取り組むシンポジウムが21日民団中央本部で開催された。


「ヘイトスピーチを根絶させよう!東京シンポジウム」を主催したのは民団中央本部の人権擁護委員会。同委員会の李根茁委員長は挨拶で「大事なことは次の世代が生きる社会を整備すること」と強調しながら人種差別撤廃のための法整備を訴えた。

 

民団中央本部の呉公太団長


民団中央本部の呉公太団長は「最初は我慢して見ていたが、これ以上できない、ということで人権擁護委員会を立ち上げた」とし、「具体的には今年の8月、スイスのジュネーブに陳情を送り、強い勧告を出していただいた。そのなかでどうしても忘れられない一言があって、委員会の人が『本当にこんなことが日本で起きているのか?』と。なぜ日本でこんなことが起きるのか。(日本は)本当に経済的には豊かな国。それでもなぜ、そこに住む我々にこんなことが繰り広げられるのか。切ないばかりだ」と語った。


続いて呉団長は、「このヘイトスピーチの後に起こるのは、ホロコーストだ。関東大震災を彷彿とさせるのがヘイトスピーチであり、それをどうしても根絶させなきゃいけない」と法整備の必要性を強く強調した。

 

人種差別撤廃基本法の実現に取り組むシンポジウムが21日民団中央本部で開催された。

 

21日民団中央本部で開催された「ヘイトスピーチを根絶させよう!東京シンポジウム」

 

21日民団中央本部で開催された「ヘイトスピーチを根絶させよう!東京シンポジウム」
 

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