LGディスプレー、第3四半期の営業利益360億円、前年比31%増加!
入力 : 2013-10-21 20:08:20 / 修正 : 2013-10-21 20:08:20

 

LGディスプレーは17日、今年第3四半期(7~9月)の売上高が6兆5787億ウォン(約6100億円)、営業利益3892億ウォン(約360億円)を記録したと発表した。

 

[スポーツソウルドットコム|ファン・ウォンヨン記者] LGディスプレーは、需要縮小や販売価格の下落にもかかわらず、今年の第3四半期(7~9月)の売上高と営業利益が共に増加した。


LGディスプレーは17日、ソウル・汝矣島(ヨイド)LGツインタワーで開かれた2013年第3四半期業績説明会で、3四半期の売上高は6兆5787億ウォン(約6100億円)、営業利益は3892億ウォン(約360億円)を記録したと発表した。
LGディスプレーは、セットメーカーの在庫調整によるパネル購入縮小などの需要鈍化の要因で販売価格が下落したにもかかわらず、中小型パネルの出荷拡大やコスト削減などを通じて、前四半期より売上高、営業利益が共に増加した。


LGディスプレー第3四半期の売上高は大型パネルの出荷減少や販売価格の下落などが響き、6兆5787億ウォンを記録した。7兆5930億ウォン(約7000億円)を記録した前年同期比で13%も減少した数値。しかし面積当たりの販売価格が高い中小型パネルの出荷が増加し、前四半期レベルの売上高を維持した。
第3四半期の営業利益は3892億ウォンを記録し、前年同期比では31%増加、前四半期比では6%増加した。当期純利益は2394億ウォン(約210億円)を記録し、EBITDAは1兆2809億ウォン(約1200億円)を記録した。EBITDAの利益率は20%だった。


LGディスプレーのCEOハン・サンボム社長は、「当社は、厳しい市場環境の中でも差別化された製品と技術競争力を基に市場をリードし、売上高と営業利益の両方を向上させることができた」とし、「今後も外部環境の変化への適応力を高めると同時に、市場をリードする企業として、将来の競争力の確保に一層努力していきたい」と述べた。


一方、第3四半期のLCD販売量(面積基準)は前期比で約1%減の878万平方メートルを記録した。売上高ベースの製品別販売比率は、TV用LCDパネルが44%、モニター用パネルが20%、モバイル用パネルが15%、ノートPC用パネルが11%、タブレットPC用パネルが10%を占めた。LGディスプレイの第3四半期末の主要財務指標は、負債比率110%、流動比率113%、純借入金比率13%の水準で、安定した財務構造を維持した。

 

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