在日本ハングル学校連合会“発足”…ハングル学校の権益保護に期待
入力 : 2014-01-16 16:44:43 / 修正 : 2014-01-16 16:44:43

 

日本のハングル学校に所属する教員の力量強化を目指すワークショップの韓国歴史と文化の講義。

 

[スポーツソウルジャパン|編集局] 関東地方のハングル学校の教師および関係者112人が参加した中、東京韓国学校(校長:秋秉菊)で「在日本ハングル学校連合会」の発足式が行われた。同連合会は、在日本ハングル学校の権益確保や情報交換などを目指す協議体で、黄柄昱(ファンビョンウク)会長の下で本格的に動き始める。


去る1月11日から12日まで二日間東京・新宿区にある東京韓国学校では、<東京韓国学校 付設土曜学校>が主催するハングルの教育者のためのワークショップが開催された。日本のハングル学校に所属する教員の力量強化を目指す今回のワークショップでは、これまで提起されてきた、在日韓国学校の権益保護と情報交換、対政府活動および対外活動の推進のための単一協議会の構成について、議論が行われた。

 

東京韓国学校付設土曜学校の李勳雨(イ・フンウ)教頭が「在日本ハングル学校連合会」の事務総長に推戴された。

 

東京韓国学校付設土曜学校の李勳雨(イ・フンウ)教頭は協議会の必要性を強調しながらこれまでの経過を報告した。これを受けたワークショップ参加者らは、全会一致で協議会の発足に同意した。続いて行われた役員任命には、東京韓国学校PTAの黄柄昱総会長が同連合会の会長に、東京韓国学校付設土曜学校の李勳雨教頭が事務総長に推戴。同連合会の今後のスケジュールや組織構成などは、会長と事務総長に権限が委任された。


黄会長は、「協議会の発展に全力を尽くして努力する」と言いつつ、会員の積極的な参加を呼びかけた。
事務総長に推戴された李教頭は、「今回のワークショップには関東にあるハングル学校の教師や関係者だけが参加した。しかし、今度は、日本全国のハングル学校の教師たちが一堂に集まり、お互いの情報を交換したり、ハングル学校の発展のために議論したりする協議の場ができるよう宿泊形態のワークショップを開催したい」とワークショップの恒例行事化に意欲を示した。

 

「在日本ハングル学校連合会」の発足式が東京韓国学校で12日、行われた。写真は東京韓国学校PTAの黄柄昱総会長。
 

今回のワークショップと関連しては、参加者たちの好評が続いた。ワークショップが終わった後に行われたアンケート調査の結果、「きれいな施設と安定した運営」、「講義と実習を適切に取り合わせた新しいタイプのワークショップ」などの評価が圧倒的に多かった。継続的な開催や教育者たちの情報交換などを希望する声も多く、今後在日本ハングル学校連合会への期待はより一層高まるとみられる。

 

ワークショップ参加者らが在日本無縁韓民族慰霊塔に参拝している。
 

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