米国運輸省は25日(現地時間)、韓国のアシアナ航空に50万ドル(約5000万円)の罰金を命じた。アシアナ航空が昨年7月に発生した着陸失敗事故の後、犠牲者の家族に対する対応が不十分だったのが罰金の理由だ。|提供 SBSニュース

 

[スポーツソウルドットコム|シン・ジンファンインターン記者] 韓国のアシアナ航空は、昨年7月に米国サンフランシスコ国際空港での着陸失敗事故後、犠牲者の遺族に対する支援計画を迅速に実施しなかったとして、50万ドル(約5億3600万円)の罰金を支払うことになった。


米国運輸省は25日(以下現地時間)、アシアナ航空がサンフランシスコ国際空港で起こした旅客機の着陸失敗事故の対応で、犠牲者の遺族らに対する支援計画を適切に履行しなかったとして、罰金40万ドルを命じた。またアシアナは、同事故の教訓を共有するために、業界レベルでの会議や訓練費用などとして10万ドルを追加負担することにした。


米運輸省によると、アシアナ航空は事故発生から二日後にも一部の乗客の家族らに連絡すらしなかった。また、乗客291人の家族への連絡が完了するまで5日間もかかったという。


米国は1997年に航空会社が旅客機事故の犠牲者の家族らに迅速かつ十分な支援の実施を義務付ける、航空事故に対する家族支援法を制定した。アシアナ航空への罰金は同法に違反した判断から出した結論。


昨年7月6日、アシアナ航空の旅客機は、サンフランシスコ国際空港に着陸する際、同旅客機に問題が発生して地面と衝突した。その事故で3人が死亡し、180人余りが負傷した。

 

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