㈱コリアセブンが営む韓国のセブン-イレブンが、“変種SSM”の一種であるチェイン化コンビニを最も多く運営していると調査された。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|ファン・ジニ記者] 町の商店街との共存が強調されるなか、“変種企業型スーパーマーケット(*SSM)”が、相変わらず盛業していることが分かった。特に変種SSMの一種として24時間営業が可能なコンビニチェーン店は、㈱コリアセブン(ロッテグループの系列社)のセブン-イレブンが最も多く運営されていると調査された。
〔*SSM(Super Supermarket):大型ディスカウントストアより小さく、一般的な近所のスーパーマーケットよりは大きい流通店舗を指す。一般的には個人の店舗を除いて、大手企業系列のスーパーマーケットを指す。つまり、大規模量販店や街のスーパーマーケットの中間大きさの食料品中心の流通店舗として、量販店が需要を吸収していない小規模なニッチ市場を攻略対象とする〕


7日、ソウル市によると、市内にある変種SSMは先月末を基準にして、すべて6482箇所と集計された。これは全国にある変種SSMの26.4%に該当する。種類別でみると、コンビニチェーン店が6205箇所で最も多く、ドラッグストアが230箇所、商品供給店が47箇所だ。


その中でコンビニチェーン店は24時間営業とともに、最近は果物・野菜をはじめ、祝祭日のお土産まで販売品目を拡大し、変種SSMとして分類されている。店舗数は、セブン-イレブンが2423店、GS25は1700店、CUが1652店、ミニストップ405店、ホームプラス365が25店の順になっている。 


スーパーマーケットと薬局、雑貨店が混合された小売店であるドラッグストアは、韓国の標準産業の分類上、その他の商品専門小売業の中で、化粧品・消臭剤などの小売業に該当するが、実際の販売品目をみると、変種SSMに近い。中ではオリーブヤングが182店舗で最も多く、GSワッソンスが44店、ロッテロプスが4店など、全国にあるドラッグストアは446箇所で、その半分以上がソウルにある。


商品供給店は、大型流通業者の購買力とブランドを活用して、中小スーパーマーケットが商品の一部を供給され、大型流通の商号を使用する方式。これは、イーマート・エブリデイが33店舗、ロッテスーパーが9店、ホームプラスが4店、GSリテールが1店と確認された。


ソウル市は最近、市内の大型ディスカウントストアの義務休業日を同日に指定するよう条例を訂正し、休業時間も2時間延ばすなど、町の商店街の保護に専念しているが、変種SSMが盛業することで、商店街の環境は依然として改善されていないという指摘が出ている。

 

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