韓国・珍島(チンド)の海上で旅客船が沈没した中、行方不明者が290人に増えた。|提供 MBN

 

[スポーツソウルドットコム|eニュースチーム] とんでもないことが発生した。ときめく心で修学旅行に行った生徒たちには悪夢のような日になった。


韓国の仁川(インチョン)から済州島(チェジュド)に航海していた477人乗りの旅客船が韓国南部の珍島(チンド)の海上で沈没した。中央災害対策本部は、今まで死者2人、行方不明者290人、救助された人は約180人だと正式に発表した。


16日午前9時ごろ、珍島の沖で起きた同事故で2人が死亡した。乗務員のパク氏と修学旅行のため船に乗った高校2年生のチョン氏の死亡が確認された。
韓国海軍は、女性乗務員の遺体を発見したと発表し、安山・タンウォン高校の生徒チョン氏は救助された後、病院に運ばれたが、結局死亡したという。


チョン氏の死亡が伝えられると、タンウォン高校の保護者の控室は瞬く間に泣き声で覆われた。同高校の保護者は、「昨日の夜、気象悪化で“出港が難しい”との連絡を受けた」と伝えた。これを受け、無理に船を運航したのではないかという疑惑が提起されている状況。


同旅客船には、修学旅行に出た高校生324名と教員14人、乗乗務員24人、一般の乗客など計477人が乗っていた。前日の午後8時30分、仁川港を出た船は、同日の昼12時頃に済州島旅客ターミナルに到着する予定だった。現在まで2人が死亡したほか、2人が重傷し13人が軽傷したと伝えらている。

 

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