農心が、今年上半期に2億4500万ドルという史上最大の実績を達成した。|提供:農心 


“辛ラーメン”で有名な韓国の食品会社、農心が、今年の上半期に過去最大規模の海外実績を達成した。


農心は8日、今年上半期に2億4500万ドルという史上最大の海外実績を収めたと明らかにした。これは昨年の同じ期間より21%も増えた規模だ。
農心の最大業績に最も貢献度の高い商品は辛ラーメン。辛ラーメンは同期間中に1億1000万ドルという売上と記録し、農心の最大業績を牽引した。


農心の関係者は「辛ラーメンに対する世界の評価が高まったことによって、農心の商品と韓国ラーメンの購入が増加した」とし、「特に中国での売上高の増加が目立った」と説明した。


実際に農心の中国法人は、西安や重慶などの西部内陸地域の開拓とオンラインビジネスの拡大に支えられ、昨年より40%増の9100万ドルの売上を上げた。


この他にも、北米市場も成長している。農心米国法人の上半期実績は6700万ドルで、昨年の同じ期間より12%成長した。ロサンゼルスを中心にアメリカ東部のニューヨーク、ワシントン、トロントなどで販売拠点を広げたことが功を奏したと分析される。


今年の初めに設立されたオーストラリアの法人の場合、5月〜6月に200万ドルの初の売上を記録するなど、順調なスタートぶりを見せており、今後も海外市場で農心の善戦が期待される。


農心の関係者は「辛ラーメンなどの韓国ラーメンが世界市場で十分に通じることを証明されただけに、今年の目標である海外売上高5億6000万ドルと世界100カ国輸出は、達成できると見込んでいる」と述べた。

 

THE FACT|シン・ジンファン記者

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