農心は、来る3月の新社外取締役として選任する予定だったラ・ウンチャン候補者（前新韓金融会長）が辞任したと明らかにした。｜THE FACT DB

ラ・ウンチャン前新韓金融会長が農心の社外取締役を辞任した。農心は3日、「来る3月の新社外取締役として選任する予定だったラ前会長が辞任した」と明らかにした。農心の関係者は、「ラ・前会長が自ら辞任を申し出た」と説明した。

先月29日、農心はラ・前会長を社外取締役候補者に推戴し、議論になった。ラ・前会長は、新韓銀行横領・背任事件と関連して証人として採択された2012年に、「アルツハイマー病を治療中だ」として法廷に欠席理由書を提出したことがある。

これを受けて、韓国の市民運動団体“参与連帯”は、「ラ・前会長が農心の社外取締役として活動するほど健康を回復したとすれば、検察がラ・前会長を召喚するべきだ」と主張した。
参与連帯は「検察が“新韓事態”と関連して訴えられたラ・前会長の召喚と司法処理を根拠なしに先送りしている」と積極的な捜査を促した。

参与連帯は2010年にも、新韓事態の際にラ・前会長とイ・ベクスン前新韓銀行頭取がシン・サンフン新韓持株会社社長（当時）を追い出すために組織的に違法行為を犯したと彼らを検察に告発した。

THE FACT｜オ・セヒ記者