機内でナッツの提供の仕方に怒り飛行機を引き返させた事件で非難の的となっている大韓航空の前副社長趙顕娥(チョ・ヒョンア)氏に、懲役1年が宣告された。


機内でナッツの提供の仕方に怒り、飛行機を引き返させた事件で非難の的となっている大韓航空の前副社長 趙顕娥(チョ・ヒョンア)氏に、懲役1年が宣告された。


ソウル西部地裁刑事12部は、12日午後に開かれた趙氏の第1審宣告公判で、「航空機の予定経路が変更されたと見なければならない」として、趙氏氏に懲役1年を言い渡した。
裁判所は「航路には空中のほか、地上も含まれる」として、趙氏側が主張した「空中だけが航路」を受け入れなかった。趙氏の罪名は航空機航路変更罪。また、大韓航空機から降ろされた朴事務長に対する暴行も一部認め、業務妨害と強要容疑があると判断した。


趙氏に対する判決を受け、大韓航空は沈痛な雰囲気。韓国の媒体によると、大韓航空の関係者は「判決に対して申し上げることはない」と非常に慎重な態度を見せた。大韓航空は公式立場を出さない予定だという。


趙氏は、昨年12月5日にニューヨークを出発し韓国に向かう大韓航空の航空機ファーストクラスで、乗組員がナットを提供する際、そのサービス仕方が間違っていると怒り、当時乗っていた朴事務長を機内から降ろさせるなど物議をかもした。
航路変更罪で趙氏を起訴した検察は去る2日、「役職を利用して航空機の安全に対する法秩序を無力化し、乗務員に回復できない被害を与えた」とし、懲役3年を求刑した。


スポーツソウルジャパン|編集局

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