4月1日から大韓航空の前副社長 趙顕娥(チョ・ヒョンア)氏に対する控訴審初公判が行われる。|THE FACT DB


乗務員のナッツの出し方に腹を立て旅客機を引き返させた事件で懲役1年の実刑を宣告された大韓航空の前副社長 趙顕娥(チョ・ヒョンア)氏の控訴審初公判日が決定した。


裁判所は来月1日、趙氏の控訴審をソウル高裁で開くと公表した。
今回の裁判は別の準備期日なしですぐに開始されるため、被告人である趙氏は同日の公判に出席する予定だ。趙氏が法廷に出席することは、先月12日に開かれた1審宣告公判以降、20日ぶり。


検察は先月23日、1審裁判部がいくつかの容疑に無罪判決を下した部分について不服があるとして控訴した。趙氏側も翌日、1審裁判の事実誤認、航空機航路変更罪などに関する法理誤解、量刑不当などを理由に、裁判所に控訴状を提出した。
そのため今回の控訴審では、1審判決の法理解釈について、趙氏側と検察側の激しい攻防が繰り広げられるとみられる。


趙氏は、昨年12月5日にニューヨークを出発し韓国に向かう大韓航空の航空機ファーストクラスで、客室乗組員がナッツを提供する際、出し方が間違っていると怒り、当時乗っていた事務長の朴氏を機内から降ろさせるなど物議をかもした。航空機航路変更罪などで起訴された趙氏は、先月12日、裁判所から懲役1年の実刑を言い渡された。


THE FACT|ソ・ジェグン記者

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