韓国折り紙(K-Jongie Jupgi)文化を紹介する「Jongie Jupgi お祭り」が東京韓国学校で開催された。


韓国折り紙(K-Jongie Jupgi)文化を紹介する「Jongie Jupgi お祭り」が東京韓国学校で開催された。韓国の紙文化財団(Korea Paper Culture Foundation)と世界Jongie Jupgi連合(World Jongie Jupgi Organization、理事長:ノ・ヨンへ)は11月28日から30日まで3日間、東京韓国学校(校長:キム・ドゥクヨン)と共同で韓日国交正常化50周年を記念する「韓日国交正常化50周年記念、韓半島の平和統一と世界平和祈願 “Jongie Jupgi お祭り”」を開催した。


韓国紙文化財団は韓国のJongie Jupgi(折り紙)文化に対する理解を深めるため、世界折り紙連合(World Jongie Jupgi Organization)を結成し、毎年数回にわたって韓国の伝統文化遺産であるJongie Jupgi大会を世界各地で開催してきた。これまで米国、ロシア、モンゴルをはじめ、ニュージーランド、フィリピンなどで地元の教師や生徒らを相手に「韓国Jongie Jupgi文化お祭り」を開催し、セミナーなどを通じて韓国伝統の折り紙文化を継続的に普及している。今回の東京開催は東京韓国学校の李勳雨(イ・フンウ)教頭の積極的な呼びかけで行われた。李教頭は韓国紙文化財団日本中央支部の支部長を務めており、韓国折り紙文化の日本普及に力を注いでいる。


30日には、<韓国Jongie Jupgi講師>と<韓国子供Jongie Jupgiマスター教室>の資格書授与式、<韓日国際交流Jongie Jupgi芸術作品展示会>の授賞式などが開かれた。


今回の大会では、東京韓国学校の教師はもちろん、民団支部などのハングル学校教師ら70人が参加する資格取得プログラム<韓国Jongie Jupgi講師>と、東京韓国学校在学中の小学校と週末ハングル学校に通う子どもたち50人が申請した資格取得プログラム<韓国子供Jongie Jupgiマスター教室>が一緒に行われた。3日間の専門授業を履修した参加者らは、筆記・実技などの試験を経て資格を取得した。
また、紙文化財団の指導講師が出品したJongie Jupgi作品と著名な日本折り紙作家の作品が展示される<韓日国際交流Jongie Jupgi芸術作品展示会>も開催され、参加者はもちろん、現地の日本折り紙愛好家たちの関心を集めた。


30日には、3日間のセミナーに参加した参加者・家族らなど500人が参加した中、<韓国Jongie Jupgi講師>と<韓国子供Jongie Jupgiマスター教室>の資格書授与式、<韓日国際交流Jongie Jupgi芸術作品展示会>の授賞式などが開かれた。同イベント期間中に使われた教育教材と材料は、韓国の文具用紙製造企業「JONGIE NARA」(社長:チョン・ドホン)が支援した。


世界Jongie Jupgi連合の盧英恵(ノ・ヨンへ)理事長


世界Jongie Jupgi連合の盧英恵(ノ・ヨンへ)は、「韓国には三国時代まで遡る伝統の折り紙文化があったが、日本統治時代や6.25韓国戦争などの激動の時代を経てその命脈がほとんど途切れてしまった」とし「韓国内外の同胞たちの力を集めて、失った韓国折り紙歴史を取り戻し、新しい韓流文化として再創造しなければならない」と述べた。


また、「日本の折り紙と韓国の折り紙が過去にもそうであったように、折り紙の知恵と平和の意味を込めて一緒に交流し、韓半島の平和統一と世界平和を追求していくパートナー関係にならなければならないと思う。今回のイベントを通じ、今後さらに両国の交流が活発になることを願う」と強調した。


<韓国子供Jongie Jupgiマスター教室>に参加した子供たち。


<韓国Jongie Jupgi講師>の参加者たち。


韓国折り紙(K-Jongie Jupgi)文化を紹介する「Jongie Jupgi お祭り」が東京韓国学校で開催された。


THE FACT JAPAN



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