独り立ちを始めるKARAのメンバー・ヨンジ。|ぺ・ジョンハン記者


人気ガールズグループKARAの主要メンバーらが事務所を離れる中、後から合流したメンバー・ヨンジの居場所だけが曖昧になった。


15日午後、KARAの所属事務所DSPメディアは、公式報道資料で「パク・ギュリ、ハン・スンヨン、ク・ハラは、本日を持って専属契約が終了した」と明らかにした。これで、先にチームを離れた知英とニコルを含め、KARAの元年メンバー全員がチームをやめ、KARAは事実上の解散手順を踏むことになった。


現在、DSPにはKARAのメンバーの中でヨンジだけが残留している。2014年に新メンバーとしてチームに合流したヨンジは止むを得ずに独り立ちをする状況に置かれた。彼女の今後の道はどうなるのか。
ヨンジの活動の方向について複数の推測が出ている。まず、“KARA”を維持するという前提で、ヨンジを中心にチームを新たに再編するのではという説が聞こえる。しかし、DSPメディアの関係者は、「ヨンジを中心にKARAというチームを維持していく計画はない」と、その説を否定した。また、ヨンジのソロデビュー説も出ているが、まだ確認されない情報だ。


KARAという大きな陰の下で活動してきたヨンジは一人で歩むことになった。現在、ヨンジはMBCバラエティ「私のマネーパートナー:隣のCEOたち」の撮影と個人練習に集中しているが、その他の個人活動に対する具体的な計画はないという。これまでヨンジは歌手として頭角を現したのはもちろん、さまざまなバラエティ番組で溌剌なキャラクターを披露し、人気を得た。また、演技やアニメーションの吹き替え声優にも挑戦するなど様々な分野でその存在感をアピールしてきた。
関係者は、「まだヨンジの今後の道について決まったことがない。これから議論しようとしている」とし「歌・演技・バラエティなど様々な可能性を開いて検討する」と述べた。


事実上のKARA解散で独り立ちを強いられているヨンジ。今回の試練が危機になるのか新しい機会になるのか、耳目が集中される。


THE FACT|キム・ミンジ記者



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