Wonder Girls


トップアーティストだったWonder Girlsと2NE1が立て続けに解散を発表した。この事実は、ひとつの時代の終わりを告げているといえるのではないだろうか
 

Wonder GirlsはJYPエンターテイメントより2007年にデビュー、一方、2NE1はYGエンターテイメントより、2009年にデビューを果たした。独特のサウンドとファッションで韓国のみならず、日本をはじめ、アジアを中心に爆発的な人気を誇ったWonder Girlsと2NE1。彼女たちとともに、青春を謳歌した若者たちも多いだろう。


Wonder Girls、2NE1ともに、女性アイドルグループの第二次黄金期(第一次は2000年代前半に起こったS.E.SやSugarなどのグループが活躍した時代)を築いたグループだ。アイドルは平均寿命が短いといわれる中、約10年、韓国アイドル業界をけん引してきた稀有な存在でもあった。
振り返れば、KARAやRAINBOWなど、第一次アイドル黄金期を築いたグループが次から次へと解散への末路を辿っている。いったい、この背景には何が考えられるのだろうか。


「韓国には“7年目のジンクス”というのがあります。7年目になると脱退や交代、事務所移籍などが起こるのです。この背景にあるのは、韓国では、アイドルの専属契約期間が7年と定められているからです。f(x)、Secret、T-ARA、BEASTなども、ちょうど7年目にメンバーの脱退や交代などが繰り広げられました」


2NE1

この原因となったといわれているのが、例の東方神起の解散騒動だ。10年を超える“奴隷契約”によって、泥沼の解散劇を繰り広げ、ジェジュン、ジュンス、ユチョンがJYJとして独立したあの騒動である。
(編集者注:“奴隷契約”は90年代から問題になったが、法的に改善されたアイドル契約は09年に登場。それを機に、多くのアイドルと事務所の間で契約をめぐる紛争が発生。東方神起の分裂にもさまざまなことが影響されたが、表面的では“奴隷契約”が問題となった)


「あれがきっかけで、韓国の芸能界では、7年以上にわたる事務所契約は事実上禁止されました。また、7年の活躍の中で、アイドルたちも、歌手だけではなく、MCやバラエティ、ドラマ出演を通し、自分自身の将来性を見極めた結果、解散や脱退、交代に至るのだと思います。そういった契約上の背景と個人の成長が同時に影響し、7年目のジンクスという現象が起こっているのではないでしょうか」(韓国芸能界関係者)


2010年代、約10年間、アイドル業界をけん引してきたトップアーティストたち。ソロとしての活動を歩み始めた彼女たちのこれからの未来に期待したい。


THE FACT JAPAN|松庭直

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