© Tomoko Nozaki


© Tomoko Nozaki


今年5月に東京・新宿シアターモリエールで上演される韓国ミュージカル『あなたもきっと経験する恋の話』の制作発表が4月4日、都内で行われ、出演者の大国男児カラム、Apeaceワンチョル&ヨンウク、パク・ミンギュプロデューサーが登壇し、意気込みなどを語った。


『あなたもきっと経験する恋の話』は、誰でも経験する甘くて苦い恋愛ストーリーで、韓国では『オギョクサ』のタイトルで上演され、カラムは韓国でも同作品に出演していた。今回は、初めてのオール韓国人キャストによる、全編日本語でのミュージカルとして日本上演されることになり、注目を集めている。


© Tomoko Nozaki


全編日本語で繰り広げるミュージカルということで、歌にも日本語にも定評のあるK-POPアーティスト4人がキャスティングされた。明るく元気なモテ男トング役をワンチョル(Apeace)とイルグン(TRITOPS*)、恋愛に奥手なテピョン役にヨンウク(Apeace)とカラム(大国男児)がそれぞれWキャストで演じる。


長いタイトルを『あな恋』と呼ぶことを決めたという韓国で出演経験済みのカラムはこの作品を「誰もが1度は経験したことのある恋の話。恋愛が未熟なテピョンと子どものころから仲良しで女の子にめちゃめちゃモテて自信のあるトングと、彼らにまつわる女性が登場するミュージカル」と説明。


今回のオファーをもらっての感想をヨンウクは「うれしかった。歌うこと、演技をすることが好きだから、この役にハマってがんばってみようと思った」とし、ワンチョルは「え? ぼく?と思った」と素直に明かした。カラムは、韓国ではトング役を演じたが、今回はテピョン役を任された。「1つの作品で2つの役を出来るのはラッキーだと思った」と語ったカラム。先輩らしい余裕も少しのぞかせ、緊張感たっぷりのヨンウクとワンチョルと和やかな空気を作っていた。


© Tomoko Nozaki


なお、本作が恋の話、ということでスペシャルゲストとして武田修宏が応援に登場。モテ男としてその名を知らせた武田だが、「高校時代はたしかにモテたが、東京に出てきて、きれいな方々とお会いするようになって…」と自身の体験談(?)に触れながら、「実は女性が苦手」とも。イケメンK-POPアーティストによる『あな恋』に期待感を寄せ「観に行きますよ!」と言いエールを送った。


最後にヨンウクは「4人でいろんな色を出せると思う」、ワンチョルは「初ミュージカルなので、僕のことを応援してくれる人たちに見てほしい。ミュージカルをやらなければよかった、と言われないように頑張る(笑)」、カラムは「全編日本語は新しい挑戦。K-POPのアーティストってこんなこともできるんだというところを見せたい」と意気込みを語った。日本語堪能とはいえ、全編日本語でのミュージカル挑戦は容易ではない。これに挑む彼らとこの作品に新たな可能性を期待したい。


THE FACT JAPAN|野﨑友子



「あなたもきっと経験する恋の話」
■公演日程:2017年5月5日(金)~5月14日(日)全18公演
■会場:新宿シアターモリエール
■チケット:全席指定 8,800円(税込)
■主催:『あなたもきっと経験する恋の話』実行委員会
企画:Aid B&A Company , Hyeinsa Company
制作:ライズコミュニケーション
協力:CJ Victor / GO-FORWARD / VL.ent /Rise Communication
■公演オフィシャルHP:http://risecom.jp/anakoi/



  • (1/20)
  • Editor’s Choice
  • TOP10
  • Keyword News
  • FAN N STAR TOP10