SKグループはチェ・テウォン会長の主導でグローバル輸出企業に成長した。|SKグループ提供

今年で創立64周年を迎えたSKグループは、エネルギー・化学中心の事業領域を情報通信技術(ICT)分野に拡大し、累積輸出額で3000億ドル(約360兆ウォン)を超える世界的な輸出企業として成長した。

9日、SKによると、SKグループ内のICT関連子会社(SKテレコム、SKハイニックス、SK(株)C&C、SKプラネット)は、売上高37兆4000億ウォンと輸出17兆ウォンの成果をあげた。
これは、SKハイニックスがグループ傘下に入る前のICT子会社の売上高(17兆6000億ウォン)と比べて2.1倍となり、輸出(1300億ウォン)ではおよそ127倍が増えた数値。

SKグループがICT分野で急成長を成し遂げたのはチェ・テウォン会長のハイニックス買収による強力な輸出動力の確保が重要な役割をしたと業界では分析している。ハイニックスの編入以降SKグループ内のICT系列社は明確な成長ぶりを見せた。ICT系列社の輸出はSKハイニックス編入初年度の2012年に9兆5000億ウォン規模だったが、2014年には16兆2000億ウォン、昨年には17兆ウォンに着実に増えてきた。また、これまで内需中心の企業に分類されたSK(株)C&Cの場合は昨年に7600億ウォンを輸出し、5年前と比べて7倍近く成長した。

SKグループの関係者は、「チェ会長は2004年にグループ会長に就任した後、エネルギー・化学中心の事業領域を超える新成長動力の必要性を強調し、ハイニックスに注目した。そして周りの反対にもハイニックスを電撃で買収した」とし「ハイニックスの将来価値を見通したのが利益拡大につながった」とチェ会長の決断を評価している。

THE FACT|ソ・ジェグン記者


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