©tvN


tvNの新ドラマ「秘密の森」が大ヒットの兆しを見せている。初回放送から視聴率3.0%を記録し、2回放送では4.0%を突破した。これは韓国のケーブルTVの視聴率としては、かなり高い数字。視聴者からは、「第2の『シグナル』だ」(シグナル…昨年、同放送局で放送され大ヒットしたドラマ)、「とても面白かったので時間が過ぎるのもわからなかった」などの高評価コメントが寄せられている。


ドラマ「秘密の森」は、これまでドラマ「あなたを注文します」などを手がけたアン・ギルホが演出を担当。俳優のチョ・スンウが、感情を失い、理性だけで世界を見る“孤独な検事”ファン・シモクを演じ、女優のペ・ドゥナが正義感溢れる刑事 ハン・ヨジンを演じていて、2人が検察内部に蔓延る“不正”と隠された裏側の真実を明らかにしていくストーリーだ。


tvN は2006年10月の開局以来、数々の人気ドラマを生み出してきた。tvNのドラマの中で最も高い視聴率20.509%を記録した大ヒットドラマ「鬼<トッケビ>」や、「応答せよ」シリーズ、「また?!オ・ヘヨン 〜僕が愛した未来(ジカン)〜」、「ミセン-未生-」など、多数のドラマが非常に高い評価を受けている。


©tvN


tvNは、それまで地上波では見られなかった様々な試みで、ドラマの新たな可能性を見出したという評価を受けている。

まずはその編成が新鮮だった。これまでのドラマは“月火ドラマ”、“水木ドラマ”、“週末ドラマ”に分けられていて、tvNの“金土ドラマ”や“月火深夜ドラマ”は韓国の視聴者にドラマの“新たな枠組み”をもたらした。また、バラエティ番組の演出を手がけていたシン・ウォンホらがドラマ「応答せよ」シリーズを手がけたことも新たな試みだった。


ドラマ「応答せよ」の場合、「みんなが遊びに出かける金曜日に大丈夫なのか」という視聴率を懸念する声があったものの、放送開始と同時にドラマへの評価が高く、高視聴率につながったことで、自信を得たと関係者は語っている。


©tvN


現在放送中の「秘密の森」は、tvN ではじめて“土日ドラマ”として編成されたドラマだ。土曜・日曜のドラマといえば、家族愛を描くドラマが主流だった。2017年6月現在、週末に放送されているドラマをみると、KBS2TVの「お父さんが変」、MBCの「あなたはひどいです」と「泥棒野郎、泥棒様」、SBSの「姉は生きている」などで、4本のドラマ全てが、これまでの週末ドラマのように、特有の賑やかな雰囲気と個性溢れるキャラクターでドラマの物語を展開している。


一方、「秘密の森」はスリル満点のアクションが中心のドラマだ。先月開催された同ドラマの制作発表会で、監督のアン・ギルホは「(同ドラマが週末の時間帯に放送されることに対し)視聴者が様々なドラマを選んで見ることができるようになって嬉しい。様々なジャンルのドラマができる条件が(今後も)維持されれば良いと思う」と述べていた。


まだ第2話までしか放送されていないが、好評を得ている「秘密の森」。同ドラマが今後、“週末ドラマ=家族愛を描くドラマ”という既存の編成パターンの変化をもたらすことができるか、関心が集まる。


THE FACT | カン・スジ


  • (1/20)
  • Editor’s Choice
  • TOP10
  • Keyword News
  • FAN N STAR TOP10