THE FACT DB


元f(x)のソルリの一風変わったSNSの投稿が、連日世間の注目を集めている。今月20日、SNSにウナギが鉄板の上で焼かれる過程を撮影した動画を投稿し、ネットユーザーから集中砲火を浴びた。

ソルリに対する批判の声が多い一方で、彼女を応援するファンも少なくない。今回のソルリのように、1人の芸能人に対する評価が両極端に分かれることはそれほど多くはない。


2005年、11才のときにSBSドラマ「薯童謡(ソドンヨ)」でデビューしたソルリは、デビュー当時からその美貌で人々の視線を釘付けにした。その4年後の2009年にアイドルグループ・f(x)のメンバーになり、グループの中で“末っ子”としてファンの人気を獲得した。


人は誰しも愛されるべき存在だが、ソルリの愛らしいルックスは男女問わず広く支持され、ある人にとっては“憧れの人”で、またある人にとっては“理想のタイプ”となった。その後ソルリは2015年7月、芸能活動を一旦休止し、8月にはf(x)を脱退することを発表したが、その際も彼女に対する応援の声が相次いだ。他人の視線に大きくとらわれず、自由奔放な日常生活の写真を堂々とSNSに投稿するソルリのことを支持する人も多い。


自身に関することが度々議論を呼ぶ中、ソルリが化粧品のモデルや映画出演などの芸能活動を続けることができる理由は、人々の気持ちを掴むような際立った魅力を兼ね備えているからだといえる。


ソルリのインスタグラムより


ソルリに対して否定的な立場をとる人は、以前はソルリのファンだったがアンチになった人と、それ以外の一般の人に分けられる。ソルリに対する否定的な見方が一般の人にまで大きく広がるようになったきっかけは、彼女が自身のSNSにあまりにも個性的すぎる写真や動画をアップし始めたことだ。


幼い頃に芸能活動を始めたソルリをずっと見守り、応援していた人もいる一方で、失望した気持ちを隠しきれず背を向けてしまった人も多いとファンは言う。ソルリのアンチファンを名乗るようになった人は、f(x)での活動当時、舞台に対する熱意が見えなかった点や、普段の態度、スキャンダルなどを理由として挙げている。


2015年、f(x)を脱退することを公式宣言したソルリは、これといった作品に出演がなくても、SNSの更新を積極的におこない、存在感を発揮してきた。しかし、制服を着た写真などを公開すると、“ロリコン・コンセプト”だと波紋を呼んだ。写真の正確な意図は本人しかわからないが、性的なことを連想させる写真と動画を何度かアップしたことで、見る人が不快感を示したこともあった。


最近、波紋を呼んだのは“ウナギ動画”だ。この動画には、鉄板の上で焼かれるウナギが口を開けながら揺れる様子を撮影したもの。動画には「助けてー、うわ、助けてー」と言っているソルリの声も込められていた。「ウナギを嘲笑うかのようで、正しいことではない」とバッシングを浴び、ソルリはネットの検索ワードランキングで1位になった。


ソルリを批判する人たちは口を揃えて彼女の“倫理意識の欠如”を指摘する。人々の関心が容易に集まり、莫大な影響力を及ぼすことがある有名芸能人は、模範的な行動とまではいかなくても、立場に合った言動が必要だと批判の声を上げている。


THE FACT | カン・スジ


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