現民団中央本部議長の呂健二氏(中央)が民団中央本部の新団長に選出された。また、新議長は朴安淳氏(左)、新監察委員長は梁東一氏が就任した。

在日本大韓民国民団(民団)は22日、「第54回定期中央大会」を開き、中央本部の新団長に現民団中央本部議長の呂健二氏を選出した。また、議長と監察委員長の選出も同時に行われ、議長は朴安淳氏、監察委員長は梁東一氏が就任した。
 

東京・南麻布の韓国中央会館で開かれた民団中央本部の「第54回定期中央大会」では民団の三機関長の選出が行われた。三機関長は、単独立候補のため、中央委員と代議員らに任命への同意を問う形で選出。呂健二氏が新団長に任命された。呂氏は副議長、副団長の経験があり、前執行部では議長として務めた。
 
呂新団長は当選後の記者会見で、スローガンに掲げた民団再生、在日韓国人の権利、地方参政権運動の再構築などに注力していくことを語った。また慰安婦合意の履行問題については、慰安婦合意の履行を求めた前期執行部の路線を堅持していく意思を明らかにしつつも、「民団内部でもさまざまな意見がある敏感な問題」と慎重な態度を見せた。


朴安淳新議長は「民団組織の変革」を語りながら「若い世代が参与できる組織作り」を強調した。梁東一新監察委員長は「監察機関の役目を改めて考えながら、民団の発展と未来のため、監察機関の任務を遂行していく」と抱負を語った。


中央本部の新団長に任命された呂健二氏。


新議長には現民団中央本部副団長の朴安淳氏が選出された。


新監察委員長は梁東一氏(現民団中央本部副議長)が就任した。




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