韓国の代表的なLCC及び韓国籍航空会社BIG3の航空会社であるチェジュ航空(代表取締役社長、LEE SEOKJOO)が3月14日午前10時成田空港周辺のホテルであるマイステイズプレミア成田にてチェジュ航空の日本線就航10周年を記念し、東京のマスコミを対象にPR懇談会を実施した。 


韓国の代表的なLCC及び韓国籍航空会社BIG3の航空会社であるチェジュ航空(代表取締役社長、LEE SEOKJOO)が3月14日午前10時成田空港周辺のホテルであるマイステイズプレミア成田にてチェジュ航空の日本線就航10周年を記念し、東京のマスコミを対象にPR懇談会を実施した。 


チェジュ航空は2006年6月に就航した韓国の代表的なLCCで、2008年7月11日済州=広島線の初就航以降、日本路線を主要路線と設定し10年間路線及び供給力を拡大している。2009年3月、チェジュ航空は仁川=大阪線の初定期路線就航後名古屋・福岡・東京・沖縄・札幌の順に主要都市の路線を拡大した。また、前年からは松山・鹿児島など地方都市の就航も始め現在日本8都市、13路線まで拡大した。 2017年末を基準にチェジュ航空は日本路線に計約1万5千回を運航し、計264万1千人を送客、日本路線売上高は2495億ウォンを記録した。これはチェジュ航空の全体的な実績の中で25%の規模だ。2017年度チェジュ航空は日韓線を運航する航空会社全体の中で3番目に大きい規模の送客を記録した。また、全体送客数の約50%をチェジュ航空始め成長した韓国LCCが占めており、その中でもチェジュ航空が一番高い送客実績を記録した。





特にチェジュ航空はLCCの中で唯一200万人を超える送客数で、成長率は1年前日本就航したエアソウルを除いて一番高い58.8%の日本路線送客の成長率を記録した。供給力増加だけではなくチェジュ航空は就航初期から日本人に知られている韓流スターをイメージモデルに選定し、日本マーケティングに力を入れている。他航空会社ではマーケティング費用増加を理由に敬遠されがちな戦略だが、チェジュ航空は日本人との密接な関係を続けるため長期的な視点にて選択した。歌手BIG BANG、俳優イ・ミンホ、キム・スヒョン、ソン・ジュンギなどアジア最大の韓流スターを選定し、最も積極的な日本マーケティングを広げている。また、チェジュ航空は日本のバニラエアーを含め、アジア太平洋地域の代表LCCの7航空会社と共に世界最大LCC同盟体である「バリューアライアンス(Value Alliance)」を結成した。




 

今年2月からはバニラエアーとチェジュ航空の連携路線の販売を始め、チェジュ航空が就航してない日本地域に韓国の旅行客が訪れるようにしている。チェジュ航空は日本路線の集中戦略と共にLCCの供給力を拡大しつつ、訪日観光客の増加に影響を与えた。日本政府観光局によると2017年度訪日観光客の中で韓国人が714万人で24.9%を記録し、中国とほぼ同じ数値の2位で、前年比成長率は40.3%という圧倒的な差で1位を記録した。韓国LCCが日本路線の供給拡大を続けている現状を考えると2018年度の訪日観光客の中で韓国人が一番多い比率になると予測される。

チェジュ航空は今後数年間日本路線の供給拡大の速度を緩めるつもりはない。2018年3月基準に32台の航空機を運用中であるチェジュ航空は今後3年間毎年最低7~8台の航空機を投入し、2020年まで計56台の航空機を運用する予定だ。これにより、日本路線は主要路線増便及び韓国地方発日本行の航空便を拡大するなど多様な路線戦略を計画している。4月からは福岡=仁川線を週7便増便し、計週28便の運航を計画している。また成田=仁川線と札幌=仁川線も週5便増便し、成田=仁川線は計週26便、札幌=仁川線は計週19便を運航する予定だ。また、4月末には韓国務安=大阪線の新規就航を準備中であり、務安以外にも清州など韓国の各地方都市空港発日本行の路線を続けて拡大し、韓国人の日本旅行の利便性を高め、更なる日本への旅行客の需要を活性化させる予定だ。


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