写真:BTS公式SNS


BTS(防弾少年団)が21日(現地時刻)、米ロサンゼルスで行われた「2021 アメリカン・ミュージック・アワード」(2021 American Music Awards:以下AMAs)で最高賞を受賞した。アジアアーティストとして初となる快挙。

ビルボード・ミュージック・アワード、グラミー賞とともに、アメリカの三大音楽賞の一つであるAMAsで、BTSはアリアナ・グランデ、テイラー・スウィフト、ドレイクらを抑え、最高賞の《アーティストオブザイヤー(Artist Of The Year)》を獲得した。

これはBTSが2013年のデビュー以来、そして4年前、同舞台でアメリカデビューを果たしてから成し遂げた成果で、前例のない記録。大衆音楽史にまた新たな歴史を刻むアーティストとなった。

さらにBTSは、今回のAMAsでも《フェイバリットポップデュオ/グループ(Favorite Pop Duo or Group)》を獲得し3年連続で受賞。「Butter」は《フェイバリットポップソング(Favorite Pop Song)》にも選ばれ、全3部門を手にする栄光に輝いた。

《アーティスト・オブ・ザ・イヤー》を受賞する場面で、リーダーのRMは「誰も僕らがこの賞を受け取るとは想像できなかったはずです。音楽への情熱で集まった7人の少年たちは、ARMYの皆さんからの愛と応援を受け、ここまで来ることができました。この全てが奇跡のようです」と言いつつ「僕たちは決してこの受賞を当たり前のように思いません。心から感謝します。ARMYの皆さん、愛しています。この栄光を皆さんに捧げます」とコメント。
SUGAは「4年前、この舞台でアメリカデビューをしましたが、ここで《アーティスト・オブ・ザ・イヤー》を受け取るとは思いもよりませんでした。ARMYのおかげです。ありがとうARMY!」と叫んだ。
続けてメンバーのJUNGKOOKがマイクの前に立ち「僕たちは、ただただの音楽で皆さんに喜びを与えたいです。この賞は僕らにとってこれから切り開く新しいチャプターの始まりになると信じています。(息を整えて)経験を通じて全ての瞬間がとても大切であることを学びました。そして僕らが2022年に集中したいのは…」と言い放ったとき、JINに止められ笑いが起こり、メンバーのVがJUNGKOOKに代わって「本当に皆さんからの愛に心から感謝します。ありがとうARMY、ありがとうAMAs!」と感謝のコメントで締めくくった。

この日、AMAsのステージで「Butter」とColdplayとのコラボ曲「My Universe」を披露したBTSは、受賞後にSNSを更新して「ARMYの皆さんがいなかったら、不可能だった賞たち!これからも #BTSにfocus on…」と歓喜のメッセージを伝えた。



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