第3四半期の流通市場が好調ぶりを見せると予想されている。

 

[スポーツソウルドットコム|オ・セヒ記者] 今夏の韓国消費市場が活気を戻したため、流通市場の第3四半期の見通しについて関心が集まっている。


大韓商工会議所は最近、ソウルと韓国6大広域市(日本の政令指定都市にあたる)の小売業、943社を対象に‘第3四半期小売流通業の景気動向指数’を調査した結果、第3四半期の景気動向指数が前期より7ポイント上昇した‘105’になったと3日、発表した。小売流通業の景気動向指数が基準値の100を上回ったのは、昨年第3四半期以降1年ぶりだ。


韓国の小売流通業の景気向指指数(RBSI; Retail Business Survey Index)は、販売代理店が体感する景気を数値化したもので指数が100を超えると、次の四半期の景気が今期より好転すると予想する企業が多いことを意味する。


インターネットショッピングモール(113)とデパート(113)は次の四半期に対し最も明る展望を示し、コンビニ(105)とホームショッピング(104)も100を越え肯定的に評価していることが分かった。しかし、大型マート(98)とスーパーマーケット(97)は、基準値を下回り、やや低下した結果になると見込んだ。


実際に今夏のセールを始めたデパートは、売上高が好調に推移している。ロッテデパートは今夏定期セールの三日間の売上高が前年同期比11.6%増加した。現代(ヒュンダイ) デパートもセール開始してから迎える初の週末基準で10.8%の二桁伸び率を見せた。
上半期の売上高でもデパートは小幅に上昇した。ロッテデパートは前年同期比で2.6%増加し、現代デパートは2.1%、新世界デパートは3.6%の伸び率を見せた。


大型マートはまだ下落傾向だ。義務休業実施の影響で、Eマートの上半期売上高は6.4%が減少し、ロッテマートも5.7%下落した。ホームプラスは、上半期売上高の減少率が5.9%に達した。
 

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