現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋(上から)など韓国の造船ビッグ3の受注額が100億ドルを超えた。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|ファン・ジュンソン記者] 現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋など韓国国内造船ビッグ3社が、受注額100億ドルを越え、期待以上の善戦ぶりを見せた。


25日、大宇造船は、デンマークのMAERSK Drilling社から5億3000万ドルの大型ジャッキアップ・リグ1基を受注し、現代重、サムスン重に続いて受注100億ドルに成功した。
大宇造船は今回の受注で、今年100億ドル規模の船舶と海洋プラント40隻を受注することになり、年間受注目標である130億ドルの77%を達成した。昨年、造船ビッグ3の中で唯一に年間受注目標額を満たした大宇造船は、今年も無難に目標額を上回ると見られる。


韓国業界1位の現代重は、これまで年間受注目標の80%に達する158億ドルを受注した。今年、現代重の造船・海洋部門の受注目標額は198億ドルだ。現代重の系列社である三湖重工業も約38億ドルを受注し、今年の目標の82%を完了した。昨年、現代重は、三湖重工業を含めて、236億ドルを目標としたが、148億ドルの受注にとどまった。今年は世界造船市場が回復傾向を見せるだけに、年間受注目標額を簡単に達成する見通しだ。

 

サムソン重は124億ドルを受注し、9月の時点ですでに年間受注目標額130億ドルの95%を達成した。年間受注目標はもちろん、超過した実績を出すというのが業界の見方だ。さらに、サムソン重は高付加価値の海洋プラント受注の割合が68%に達し、韓国造船社の中で最高レベルの営業利益率(8%前後)を維持している。今年の下半期にはドリルシップの引き渡しがたくさん待っているため、資金調達の面で大きく改善されるとみられる。


パク・ミン韓国投資証券研究員は、「受注の打ち合わせが進められたいるプロジェクトまで含むと、年末までに150億ドル以上の達成が可能である」とし、「海洋プラント部門は、Petronas FLNG(10億ドル)、ドリルシップ2〜3隻(11〜16億ドル)など20億ドル以上の受注を期待する」と述べた。
造船業界関係者は、「輸出に大きく貢献する造船業が回復傾向を見せている」とし、「造船業況がこれから活気を出すという期待感も大きく働いて、造船社は年末までにほとんど受注目標額を達成する可能性が高い」と述べた。
 

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