第18回釜山国際映画祭(BIFF)開幕式を控えた3日午後、釜山海雲台(ヘウンデ)海水浴場で市民らが記念撮影をしている。|釜山=ベ・ジョンハン記者

 

[スポーツソウルドットコム|釜山=ソン・ジヨン記者] 第18回釜山国際映画祭が華やかな幕を上げるためのすべての準備を終えた。


アジアを代表する映画祭である釜山国際映画祭(以下BIFF)が、3日の開幕式を皮切りに、10日間の大長征に突入する。今回の映画祭には70カ国301本の映画が招請され、各国の様々な作品を楽しむことができる。アジアを代表する映画祭を楽しむために釜山を訪れる各国の俳優と監督、関係者らを会う機会も設けられた。特に韓国のトップスターだけでなく、アーロン・クオック、オダギリジョー、前田敦子などの海外俳優まで登場し、大会を盛り上げる予定だ。

 

3日午前、映画ファンが釜山市の“映画の殿堂”の前。第18回釜山国際映画祭レッドカーペットを見るために映画ファンが待機している。|釜山=ナム・ユンホ記者

 

釜山海雲台区にある“映画の殿堂”では開幕式レッドカーペットをはじめ、プレゼンテーション、特別企画プログラムなどの映画祭の主要映画が上映される。3日午後に行われる開幕式には、女優カン・スヨンと香港の俳優アーロン・クォックが司会を務める予定。レッドカーペットには、韓国トップ俳優たちはもちろん、海外各国から集まった俳優たちが席を輝かせる予定で、ファンの期待を高めている。
今回の映画祭には、中央アジア地域の作品を紹介する“中央アジア特別展”とアイルランドの傑作を紹介する“アイルランド特別展”が行われる。韓国を代表する巨匠、林権沢(イム・グォンテク)監督と会う機会も設けられている。

 

海雲台(ヘウンデ)ビーフビレッジ野外舞台も期待するに値する。4日の午後から行われる野外舞台挨拶には、「ローラーコースター」のハ・ジョンウとチョン・ギョンホ、「同級生」のT.O.P(BIGBANG)とキム・ユジョン、「結婚前夜」のテギョンとイ・ヨニなど様々な俳優や監督らがビーチの前で映画ファンに挨拶する予定だ。

 

釜山交通公社は、第18回釜山国際映画祭を記念して2日から11日まで“BIFF”列車を運行している。|提供 釜山交通公社

 

特に、今回の映画祭は、以前より一層強化されたサービスと運営方式が目立つ。主要イベントが行われる“映画の殿堂”には、観客のためのラウンジが設置させており、様々なイベントが開かれる海雲台のビーフビレッジには観客用のテラスが設けられた。また、釜山交通公社は2日から11日までの十日間、映画祭のメイン舞台であるセンタムシティと海雲台を結ぶ都市鉄道2号線電車2つを“BIFF列車”で運行している。この列車は、内部が映画祭をテーマに装飾されており、列車に乗った乗客に思い出を提供しようとした。


 “映画の殿堂”をはじめ、センタムシティ、海雲台と南浦洞(ナンポ・ドン)一帯で開かれる今回の映画祭は3日に開始し、12日に閉幕する。閉会式のMCは俳優ユン・ゲサンと女優ソン・ソンミが引き受けた。
 

 

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