李健熙サムスングループ会長保有のソウル・三城洞(サムソン・ドン)にある豪邸。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|ソ・ジェグン記者] 李健熙(イ・ゴンヒ)サムスングループ会長が保有している住宅が、韓国財界の中で最も高い公示価であることが分かった。


韓国の財閥情報専門サイトの<財閥ドットコム>によると、主要30大企業の総帥が所有する住宅の公示価格(別荘など、非居住は除く)は、今年6月末基準で1577億ウォン(約145億)となり、1440億ウォン(約132億5千万円)を記録した昨年同期間より9.6%上がった。
このように財閥らの住宅が値上がった理由には、公示価が上がったことと、一部の総帥らが新規で住宅を購入して保有軒数を増したことも影響した。
中で最も高い住宅公示価額を示したのは李健熙会長のもので、総額281億ウォン(約25億8千万円)に達している。ソウル・梨泰院洞(イテウォン・ドン)にある李会長保有の自宅は、118億ウォンから130億ウォン(約11億9千万円)で今年10.2%値上げし、三城洞(サムソン・ドン)と瑞草洞(ソチョ・ドン)にある住宅などの公示価も、263億ウォンで平均6.9%が上がった。

 

韓国30大財閥グループのトップらが保有する住宅の公示価額は、去年6月末同時期と比べ、9.6%と値上がりした。|<財閥ドットコム>より

 

2位には、李明熙(イ・ミョンヒ)新世界(シンセゲ)会長が名を挙げた。李明熙会長の住宅価格は、同期間の73億ウォンから128億ウォン(約11億7千万円)で74.5%も上がった。李会長の保有住宅価が急騰した理由は、今年尹錫金(ユン・ソクグム)熊進(ウンジン)グループ会長が保有していた漢南洞(ハンナム・ドン)所在の一戸建てを、新規で購入しながら保有数が増加したからだ。
3位は87億ウォン(約8億円)を記録したLS電線の具滋烈(ク・ジャヨル)会長が、4位は70億ウォンで(約6億4千万円)ハンファグループの金昇淵(キム・スンヨン)会長、5位は69億ウォンで暁星グループの趙錫来(チョ・ソクレ)会長だった。
他に、財界ランキング2位である現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長が保有する漢南洞一戸建ての公示価は、68億ウォンで集計された。財界ランキング3位の崔泰源(チェ・ テウォン)SKグループ会長の論峴洞(ノンヒョン・ドン)自宅は42億ウォン、斗山グループの朴容晩(パク・ヨンマン)会長保有の漢南洞自宅は32億ウォンだった。


その一方、昨年に比べ住宅価が下がった総帥らも多く見られた。許昌秀(ホ・チャンス)GSグループ会長が保有する二村洞(イチョン・ドン)共同住宅などの公示価は、去年の47億ウォンから今年43億ウォンで8.6%が下がり、李在賢(イ・ジェヒョン)CJグループ会長の奨忠洞(チャンチュン・ドン)住宅(87億ウォン)と、玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長の城北洞(ソンブク・ドン)一戸建て(48億ウォン)の公示価も各々0.2%、2%ずつ下落した。

 

 

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