新世界百貨店本店(上)とEマートなどの韓国主要大型マートのドリンクコーナーでは様々な種類の炭酸水製品が陳列されている。流通業界によると、「炭酸水は、最近消費者の需要が増えている」と明らかにした。|シン・ジンファンインターン記者

 

[スポーツソウルドットコム|シン・ジンファンインターン記者] 炭酸水の人気がますます高まっている。炭酸水は、主に輸入に頼っているため、価格が通常のミネラルウォーターより高い。人気製品であるフランス産のPERRIERの価格はガソリン(30日、韓国石油公社基準1893ウォン/1ℓ)価格を上回っている。しかし、炭酸水に対する消費者の持続的な関心で、売上高が着実に増加していることが分かった。

 

炭酸水は、輸入・国産を問わずデパート、大型スーパー、コンビなどで根強い人気を得ている。

 

◆石油より最大7倍高い
ロッテ百貨店本館食品館の炭酸水の価格と、韓国石油公社が29日公示した全国平均ガソリン価格を比較すると、ヨーロッパなどから輸入された炭酸水は石油より5倍程度高かった。多少負担になる価格にもかかわらず、炭酸水の消費量は右肩上がりに伸びている。


ロッテデパートは輸入炭酸水の中で、国内の消費者に人気を集めている“PERRIER 200mL”を2000ウォン(約180円)で販売していた。100㎖あたり1000ウォン(約90円)になる。ガソリンは1㎖あたりに約190ウォン(約20円)。ニュージーランド産の炭酸水「ニュージースパークリングウォーター 300㎖」は4000ウォン(約370円)で販売していた。100㎖あたりに換算すると役130円で、ガソリン価格の約7倍になる。

 

炭酸水製造社ソーダストリームの製品が49万8000ウォン(約4万6千円)という高い価格にもかかわらず売り切れになった。|ソーダストリームのホームページ

 

◆炭酸水製造企業も増え
多少負担になる価格にもかかわらず、炭酸水の消費量は右肩上がりに伸びている。
炭酸水の輸入業者から、炭酸水の人気が着実に高まっていることを確認した。PERRIERの商品を輸入するC&Cロジスティクス関係者は、「最近になって人気が大幅上昇するのではなく、数年前から着実に上がってきた。主な顧客は、若い層だ」と述べた。
韓国炭酸水業界1位の炭酸水メーカー「一和」の関係者は、「炭酸水文化が、コーヒーショップなど若者の間で急速に広がっている」と説明した。


炭酸水の人気に支えられ、炭酸水を直接作って飲む消費者も多いことが分かった。ソーダストリームの関係者は、「“ソーダストリーム”は、簡単な操作で炭酸水を簡単に作ることができる炭酸水製造機だ。炭酸水の人気が上昇するにつれて、たくさんの消費者が購入している」とし、「炭酸水に対する認識があまりないときに比べると、今は爆発的な反応。また、消費者の好みに合わせて、炭酸の濃度を調整できる機能を搭載したため、消費者の反応が良い」と語った。
ソーダストリームは1903年にイギリスで世界初の家庭用炭酸水製造機を作った会社。去る7月14日、GSホームショッピングでローンチした際、準備した製品1500台がすべて売れる記録を立てた。

 

炭酸水に関心がある消費者の足が続いた。

 

◆女性に人気、炭酸水の魅力は?
炭酸水は特有の爽やかな味と豊かなミネラルに加え、ダイエットに関心が高まった人々に脚光を浴びている。


新世界百貨店本店にあるウォーターバーには炭酸水を飲みに来る客が多かった。ウォーターバーのスタッフは、「詳細な説明は難しいが、炭酸水を探しているお客様がたくさんいる」と短く答えた。ウォーターバーを訪れた女性消費者は、「炭酸水が好きで毎日飲んでいる。普通のお水では感じられない特有の味が非常に良い」と親指を立てた。
他の女性消費者は、「炭酸水を飲むとダイエットに効果があるという噂を聞いて、毎日飲むように努力している」と語った。「炭酸水にはミネラルが豊富だと聞いて訪れた。普段よく飲んでいるのではないが、気分転換するときには炭酸水が良いと思う」と答えた消費者もいた。

 

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