「第4回韓国経済人大会」が14日、駐日大使館で開かれた。

 

[スポーツソウルジャパン|安・ビョンチョル記者] 日本で活躍する韓国系の経済人や企業関係者が一堂に会する「第4回韓国経済人大会」が14日、駐日大使館で開かれた。「疎通、統合、忍耐」をスローガンにした同大会は、日韓貿易の拡大や経済協力強化、韓国経済人のネットワーク構築、経済人同士の情報交換などを通じて在日韓国人・経済人の日本での競争力向上を図る。


同日の大会では李丙琪・駐日大使をはじめ、駐日韓国企業連合会の楊仁集(ヤン・インジプ)・会長、韓人会の李玉順(イ・オクスン)会長、東京韓国商工会議所の金光一(キム・イルグァン)・会長、世界韓人貿易協会東京支会(OKTA)の金孝燮(キム・ヒョソブ)・会長など日本で活躍する在日韓国人・経済人約400人が出席した。

 

駐日韓国企業連合会の楊仁集(ヤン・インジプ)・会長。

 

楊仁集・会長は挨拶で、「韓日関係を改善させる糸口が見えない状況が続いている。特に、航空、観光、流通など、韓日関係の悪化によって直接影響されやすい業種が厳しい状況だ。今日の大会を通じて、日本で活躍している韓国経済人に実質的な協力強化と結束ができることを期待する」と語った。


 

李丙琪・駐日大使。

 

李丙琪・駐日大使も、「今、世界経済は世界的な金融危機から脱し、緩やかな回復傾向を見せている。しかし、まだアメリカの金融リスクと新興国の金融不安など、さまざまな危険が潜んでいる。このような世界経済の危機は、金融危機ではなく、革新の危機から始まったという見方もある。一時的な景気刺激策では、危機の克服が不可能であり、革新こそ新たな雇用と経済価値を創出することができるという見解だ。我々在日韓国経済人たちも変化と挑戦の精神で継続的な革新を図らなければならない。駐日大使館は、在日韓国人のネットワーク強化事業を継続的に支援しながら我々韓国経済人が日本でより良い環境でビジネスをすることができるように積極的に努力していく。在日韓国経済人のネットワークを質的向上させることができる大会になることを願う」と今度の韓国経済人大会に対する期待感を寄せた。


同日の大会では、早稲田大アジア太平洋研究科の李鍾元(イ・ジョンウォン)教授(国際政治学)による講演と、在日韓国経済人のネットワーク強化方案発表などが行われた。


 

「第4回韓国経済人大会」が14日、駐日大使館で開かれた。

 

「第4回韓国経済人大会」が14日、駐日大使館で開かれた。

 

「第4回韓国経済人大会」が14日、駐日大使館で開かれた。

 

「第4回韓国経済人大会」が14日、駐日大使館で開かれた。

 

韓人会の李玉順・会長(中央)と具哲理事長(右)

 

「第4回韓国経済人大会」に参加した在日韓国経済人たち。

 

「第4回韓国経済人大会」に参加した在日韓国経済人たち。
 

 

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