湖巖(ホアム)・李秉喆(イ・ビョンチョル)サムスングループ元会長の26周忌追悼式が19日、韓国京畿道(キョンギ・ド)龍仁市(ヨンイン・シ)にある湖巖美術館近くの墓で行われた。|龍仁市=ムン・ビョンヒ記者

 

[スポーツソウルドットコム|龍仁市=ファン・ジニ、ファン・ジュンソン記者] 湖巖(ホアム)・李秉喆(イ・ビョンチョル)サムスングループ元会長の26周忌追悼式が19日、韓国京畿道(キョンギ・ド)龍仁市(ヨンイン・シ)にある湖巖美術館近くの墓で行われた。今年は、李健煕(イ・ゴンヒ)サムスングループ会長(三男)と李在賢(イ・ジェヒョン)CJグループ会長(嫡孫)が不参、静かな追悼式となった。


サムスン家は昨年と同じく、時間を分けて別々に墓を訪れた。サムスン家の相続訴訟を進行する裁判部が和解を進めたものの、彼らのわだかまりは解けないまま。
湖巖財団は、各グループの規模が大きくなり狭小な場所で全ての行事を進めることは厳しいという理由で追悼式を分けて行うと伝えたが、財界では相続訴訟によるものだと見受けている。
長男の李孟熙(イ・メンヒ、元第一肥料会長、李在賢会長の父親)氏が李健煕会長に対する株式引渡しなどの請求訴訟を起こした去年から、追悼式には各々参加しているからだ。実際2011年に比べると、サムスングループ、CJグループ、ハンソルグループなどの社長団の参列規模はほとんどなかった。


この日もサムスングループは午前に、CJグループとハンソルグループは午後に追悼式に参加。去年不参した新世界グループは今年も姿を現さなかった。
去年と違うところは、李健煕会長の不参だった。2009年以来追悼式に必ず出席した李会長は、今年海外出張のため参加できなかった。李会長は、2007年と2008年サムスン向けの検察の調査が行われた時にも追悼式に不参したことがある。


その代わり、妻である洪羅喜(ホン・ラヒ)リウム美術館長、長男の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子社長、長女の李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長、次女の李敍顕(イ・ソヒョン)第一毛織副社長が、サムスングループ社長団の追悼予定時間である11時より2時間早い、午前9時頃に到着した。
サムスンオーナー一家は約1時間ほど追悼し、午前11時頃からはサムスングループの社長団が追悼を行った。

 

19日午後1時頃になると、CJグループ社長団の車両が次々と湖巖美術館近くに入ってきた。

 

午後1時頃、CJグループの社長らを乗せた車が次々と登場した。
裏金造成及び脱税、横領・背任容疑で拘束された李在賢会長は、腎臓移植手術を受けた後、現在入院中なため不参した。李在賢会長は去年、参拝方法についてサムスングループと摩擦が生じて追悼に参加しなかった。
李在賢会長の母親であり、サムソン家の総領嫁でもあるソン・ボクナムCJグループ顧問とCJグループオーナー一家は、先週末を利用して参拝したと知られた。
ハンソルグループのオーナー一家と経営陣らは、午後3時頃に到着した。故 李秉喆元会長の長女、李仁熙(イ・インヒ)顧問の息子である趙東吉(チョ・ドンギル)ハンソルグループ会長は、去年と同様で静かに追悼式に参加した。


一方、去年追悼式の出入りなどで摩擦があったサムスングループとCJグループは、李健煕会長と李在賢会長の不参加で神経戦は見られなかった。

 

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