李敍顕(イ・ソヒョン)エバーランド経営企画担当(右)は、今回の昇進でサムスングループの支配構造の頂点であるサムスン・エバーランドへの影響力が高まった。李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(左)は、サムスン・エバーランドの筆頭株主で、李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長(中央)は、サムスン・エバーランドの経営戦略担当を兼任している。

 

[スポーツソウルドットコム|ファン・ジュンソン記者] サムスン電子の李健煕(イ・ゴンヒ、71)会長の次女である第一毛織の李敍顕(イ・ソヒョン、40)副社長が2014年のサムスングループ社長団人事で、サムスン・エバーランドのファッション部門経営企画担当(社長)に昇進され、グループガバナンスの頂点であるエバーランドへの影響力が大きくなった。


2日、サムスングループは2014年の社長団人事を発表し、第一毛織の李敍顕・副社長がサムスン・エバーランドのファッション部門経営企画担当に昇進したことを明らかにした。李敍顕・社長はオーナー一家の中で今年唯一に昇進した人物になる。
今回の人事で李敍顕・社長は、1年前に第一毛織のファッション事業総括担当副社長の時と同様に、ファッション部門を統括することになった。また、姉の李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長と一緒にサムスン・エバーランドの経営部門を引き受けることになった。


サムスン・エバーランドは、サムスングループのガバナンスで最も頂点に位置し、オーナー一家には特別な意味がある系列会社。
サムスングループはサムスン・エバーランド(19.3%)→サムスン生命(7.6%)→サムスン電子(37.5%)→サムスンカードにつながる支配構造を持っており、サムスン・エバーランドの変化は経営権の承継と直結している。


イ・ソヒョン社長の今回の昇進で、サムスンのオーナー3世らはすべてサムスン・エバーランドに集結することになった。李敍顕・社長は、従来にも姉の李富真(イ・ブジン)社長と同じの8.37%の持分を持っていたが、今回の昇進でサムスン・エバーランドの経営戦略担当を務めている李富真・社長と肩を並べた。
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長はサムスン・エバーランドの経営には関与していないが、25.1%の株で最大株主。李健煕・会長は3.72%で、個人の第4大株主だ。


財界関係者は、「グループの頂点であるサムスン・エバーランドにサムスンのオーナー3世らが集結した」とし、「サムスン・エバーランドに対する李敍顕・社長の比重と影響力も今回の昇進で大きくなった」と述べた。

 

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