韓国にBitcoinで品物の値段が決済できるお店が初めて登場した。|オンラインコミュニティ

 

[スポーツソウルドットコム|eニュースチーム] 仮想の通貨“Bitcoin(ビットコイン)”で決済することができるお店が韓国で初めて登場した。


韓国初のBitcoin決済店は、“パリバゲット仁川市庁駅店”で、今月1日からBitcoinで品物の値段を支払うできるようにした。
店の入り口には“Bitcoin使用店”という標識がついており、お支払いは、タブレットPCのアプリケーションを通じて進められる。Bitcoinの決済のために、同店の店長の息子が決済プログラムを独自に開発したという。


仮想の通貨Bitcoinは、今年初めに13ドルで取引された。しかし取引が急増することにつれ、7月には100ドルを突破。さらに米連邦準備制度のバーナンキ議長がBitcoinを現実の通貨手段として認めるべきだという発言をした後、1千ドルを突破した。現在は年初よりもその価値が100倍以上上昇し、1 Bitcoin当たりに1250ドルまで高騰した。Bitcoinは、アマゾンドットコム、百度、ワードプレスなど世界中の2万以上のオン・オフライン店で使用することができる。
Bitcoinでの取引は個人間で行われる。金融機関の仲介が要らないため、決済代行手数料がかからない。また取引の匿名性も保証される。


しかし、Bitcoinに対する投機的動きに伴う価格の急変動を懸念する声も高い。米国の金融経済分析のウェブサイトである<マーケットウォッチ>は、Bitcoinの価格が1,000ドルを突破すると見こみながらも、投機性資本の集中で価値の急落が起きる可能性があり、大規模な被害につながる恐れがあると注意を呼びかけた。


また、匿名の特性で、薬物売買などに使うことができることもBitcoinの欠点として挙げられている。実際、米国では10月に、Bitcoinを利用して麻薬、銃器などを取引したオンライン市場<シルクロード>を閉鎖し、運営者を逮捕した。

 

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