東京韓国女性合唱団 |撮影:ナム・ジンガク

 

[スポーツソウルジャパン|編集局] 東京韓国女性合唱団による「第7回定期演奏会」が10日、都内にある国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された。


TKS東京韓国女性合唱団(団長:金眞淑)は、これから約30年前に結成され、東京韓国学校PTAの母らで構成された合唱団だ。この日は、演奏会の主題に相応しく、母たちの愛がたっぷりと込められた和やかで美しいハーモニーが披露された。
独創的なパフォーマンスで用意された演奏会は、指揮に裴恩卵さん、ピアノは金美江さんが努め、3部に分けて行われた。

 

東京韓国学校高等部2年生のハン・ソンミンさん。

 

第1部は、「愛と希望」をテーマに、韓国の珠玉のような歌曲を中心にして『君よ、いらっしゃるのか』の以外、計5曲を披露した。合唱が終わると、東京韓国学校高等部2年生のハン・ソンミンさんが、ピアノのリズムに合わせバイオリンソロ曲『Concerto e minor mov3』を演奏。


2部の『MAMA`S LIFE』ではエプロン姿で登場し、「日常の中、いつもエプロン姿で朝から晩まで苦労が絶えないけれど、愛情を込めて作った料理を食べてくれる家族を見ながら、小さな幸せを感じるお母さん。つましくて、又はたくましく生活しているお母さんの生活を、たまには優雅なドレスを着て、素敵なカフェでコーヒーを飲みながらのんびりさせたい。もっと愛される妻にさせたい」というストーリーで、仲むつまじい家族を夢見る歌を、ダンスと共に面白く表現したステージが披露された。

 

東京韓国学校合唱団による「CANTABILE」

 

東京韓国女性合唱団と東京韓国学校合唱団が共に『あなたは愛されるため生まれた人』を歌うステージ。
 

続いては、「CANTABILE(東京韓国学校合唱団)」が登場。『太鼓をたたく少年』『明るく輝く歌』の2曲を歌った。
第3部の「OPERA ARIA 合唱曲」では、みんなが華やかなドレスの姿で登場。Carmen 中『Habanera』の他に、オペラ4曲を披露した。

公演は、さまざまなジャンルの曲に新鮮なパフォーマンスが加われ、観客らに楽しめる場面で演出。終始温かい拍手に包まれた。
そして最後には、東京韓国女性合唱団と東京韓国学校合唱団が共に舞台に上がり、『あなたは愛されるため生まれた人』を始め、クリスマスソングを観客と共に歌いながら幕を閉じた。

 

東京韓国女性合唱団

 

団長の金眞淑さん

 

東京韓国学校の秋秉菊 校長夫婦(左)、PTAの黄柄昱総会長
 

同日の公演には、東京韓国学校の秋秉菊 校長、PTAの黄柄昱 総会長、東京韓国教育院の南貞順 院長などの関係者らも出席、激励のことばを伝えた。

 

 

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