韓国企業連合会の楊仁集(ヤン・インジブ)会長。

 

[スポーツソウルジャパン|編集局] 9日、駐日韓国企業連合会(韓企連)主催の“2014年新年会”がザ・キャピタルホテル東急で開かれた。
同式には、駐日韓国大使館の李丙琪(イ・ビョンギ)特命全権大使と洪東昊(ホン・ドンホ)経済公使が出席し、日本全国から集まった在日韓国経済人約120人と新年の船出を祝った。


挨拶に立った韓国企業連合会の楊仁集(ヤン・インジブ)会長は、「韓企連は昨年11月、創立20周年を迎えた。これまで韓企連が結束力が強い経済団体として成長できたのは、常に応援してくださった皆さんのおかげだ」としながら「日本の景気が回復してはいるが、我々が直面している日韓関係と今後の消費税増税などたくさんのハードルが置かれている。しかし、我々が団結して努力すれば、この状況を賢く克服できる。今年は民間外交官の役割にもより一層力を入れて、冷え込んだ日韓関係に暖かい風が吹くように一緒に努力していきたい」と語った。

 

駐日韓国大使館の李丙琪(イ・ビョンギ)特命全権大使。

 

来賓を代表して挨拶に出た李大使は、「去年韓国と日本との交易の量は前年比の約8%減少された945億ドル、日本の対韓国への投資は前年より40%減少された27億ドルを記録すると予想される。韓日関係の梗塞と円安など、厳しい環境の中で経済人の皆さんが孤軍奮闘してくださった結果」と昨年の日韓経済の状況を説明した。

 

続いて李大使は、「今年、世界の経済は全般的に回復の気味を見せると予想されるが、アメリカの量的緩和縮小、アベノミクスによる円安現象の持続など、不確実性が依然として多い状況」と語った。李大使は、「例え、韓日の経済関係に多くの挑戦と困難があるとしても、共に手を繋いで力を一つにして希望の星が光る2014年を創っていきたい」と言いながら、日韓の政治的な梗塞の解決と積極的な在日企業・同胞の支援を約束した。

 

鏡割りを行っている李丙琪(イ・ビョンギ、中央)特命全権大使と楊仁集(ヤン・インジブ、左から2番目)会長。

 

9日、駐日韓国企業連合会(韓企連)主催の“2014年新年会”がザ・キャピタルホテル東急で開かれた。
 

 

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