北朝鮮は、韓国政府が提案した離散家族再会行事に三日間も何も返事をしていない。写真は、第9回離散家族再会行事を通じて会った離散家族。|写真提供:ソウル新聞

 

[スポーツソウルドットコム|コ・スジョン記者] 韓国政府は27日、南北分断で生き別れになった離散家族の再会行事を金剛山で開催することを北朝鮮に提案したが、三日目が経った未だにも何の返信も送っていないまま沈黙している。韓国統一部は29日、「同日の午後4時、板門店連絡官チャンネルの締め切りまで北側(北朝鮮)は何の返信も送らないまま、双方の連絡官が撤退した」と明らかにした。


韓国政府は対北通知文を通じて、速やかに離散家族再会行事に関する見解を明らかにすることを要求していた。通知文では、「北側が本当に離散家族再会行事を開催する意思を持っているなら、再会行事の開催に対する見解をはっきりと示してほしい」と促した。続いて、「北朝鮮が離散家族再会の提案を受け入れたにもかかわらず、再会行事の準備に不透明で、消極的な態度を見せるのは残念」と明らかにした。
また、「別れた家族との再会を待ちわびる離散家族の望みを考慮して、北側が我々の要求に早急に答えることを願う」と付け加えた。


30日から2月2日までは(旧)正月の連休のため、板門店の連絡官チャンネルが稼働しない。そのため、韓国政府は、29日以内に北朝鮮が離散家族再会行事に関する何らかの反応を韓国側に示す可能性があるとみている。

 

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