検察が3日午前、韓国水原(スウォン)地裁で開かれた結審公判で、統合進歩党所属イ・ソッキ議員(写真)に、懲役20年及び資格停止10年を求刑した。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|オ・ギョンヒ記者] 韓国検察が、内乱陰謀などの容疑を受けている統合進歩党のイ・ソッキ議員(52)に3日、懲役20年及び資格停止10年を求刑した。


韓国・水原(スウォン)地方検察庁の公安部(部長検事:チェ・テウォン)は同日、結審公判(水原地裁・刑事合意12部・部長裁判官:キム・ジョンウン)で、イ議員の内乱陰謀、内乱扇動、国家保安法上の讚揚と鼓舞、利敵表現物の所持などの容疑に対して有罪を主張し、このように求刑した。
結審公判で検察は、「被告人は、北朝鮮の主体思想と対南革命論によって、社会主義の革命のために国会に進出。身分を悪用してRO(Revolutionary Organization) 組織員らに暴動など、軍事準備を指示したため、厳罰が必要だ」とし「すでに*民族民主革命党スパイ事件で処罰を受けたにも関わらず、被告人は国民の生命を死地に追い込み、自由民主主義という憲法的価値を消去しようとする犯行を計画するなど、全く反省していないため、社会から長期間隔離する方法だけが、再犯を防ぐ唯一な方法」と述べた。
〔*1999年に韓国国家情報院が、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の朝鮮労働党の指揮下にあった大韓民国の地下政党「民主革命党」を摘発した事件〕


検察はまた、共に起訴されたセナル医療共同組合のハン・ドングン理事に懲役10年、他5人(イ・サンホ、ホン・スンソク、チョ・ヤンウォン、キム・ホンヨル、キム・グンレ)には各々懲役15年など、被告人全員は資格停止10年が求刑された。

 

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